飛騨の匠(株)中島工務店

寺社建築の専門工務店

現場リポート

圓福寺仁王門建設工事

28

避雷針工事

中島工務店安江です。

今回は避雷針取付工事アップします。

まず、避雷針について説明します。

避雷針とは、建物の高い場所に取付けられ、落雷による被害(人的、物的)を防ぐためのものです。

避雷針は雷を誘導し避雷針に落して電気を地面に逃がします。その結果周囲には雷が落ちにくくなります。

雷を地面に流すために基礎工事中に地面に銅線を埋設してあります。

屋根の棟に銅の帯を固定する為の部材を取付ます。

一般的には金具を使用しますが、金具等を使用すると悪い意味で目立ってしまうので瓦屋さんに専用の部材を作って頂きました。

銅帯を取付けていきます。

鯱の背中にも銅帯を取付ける為の専用部材が取付けられています。

銅線を地上に降ろします。

この管の中に銅線が入っています。

地中の銅線と接続します。

抵抗値を測定し、問題が無いことを確認し完了です。

次回より高欄造作工事レポートアップします。

お問い合わせ・資料請求

関東、関西、中部で多くのお寺や神社、文化財の建設を手がけてきました。
本格的な検討に入る前のお客様もぜひお気軽にお問い合わせください。

FORMフォームからお問い合わせ

パンフレット・各種資料を無料でお届けします。

お電話でお問い合わせ 資料請求