現場リポート
圓福寺仁王門建設工事
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木材刻み
中島工務店 安江です。 今回より木材刻みレポートになります。
圓福寺仁王門は斗栱(ときょう)という組物を使用します。斗栱とは「斗(ます)」と「肘木(肘木)」を組合わせた組物のことです。
斗と肘木の組物が増えることにより「一手先」、「二手先」、「三手先」と呼ばれます。この辺りは追々説明します。
まず原寸をフィルムに描き、原寸を元に木材を加工します。
1本の木材からいくつもの斗を作ります。
曲面は宮大工さんの手により丸鉋を使用し加工します。
斗は634個有ります。気の遠くなる作業です。
小口を塗装後仕上げ加工をし、斗の完成です。