飛騨の匠(株)中島工務店

寺社建築の専門工務店

現場リポート

観山寺庫裡御堂新築工事

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雨の中でも・・・

前回の捨コン打設から時間は空きましたが、雨の中でも現場は進んでおります。

今回の基礎はベースと立上りを2回に分けて打設する工法にします。

最近の一般住宅ではベースと立上りを1回の打設で行うべた基礎1体打ち工法という物があります。

どちらの工法も良し悪しがありますが、コンクリートの打設数量が多いと基本的に1体打ちは行えません。

前回打設した捨てコンの上に墨を引き、それに合わせて外枠を建てていきます。

外枠を建て終わった状態です。

この中に鉄筋を組んでいきます。

いくらコンクリートの中に入ってしまって見えなくなる鉄筋でも適切な強度を得るためには正確に組んでいかなくては意味がありません。

鉄筋、捨てコン両方にピッチを書き、不足の無いように組んでいきます。

今回のベースはD13@150と「目」が細かいです。(D13は鉄筋の径、@150はピッチになります)

ベースを組んだ後に立上り部分の鉄筋も組んでいきます。

組み終わった状態になります。

鉄筋屋さんの仕事が終わったら今度は設備関係の仕事

給排水やガス、設備に関する業者が基礎に関係する部分の逃げを行います。

全ての作業が終了した段階で今回は瑕疵担保保険に加入する物件になりますので、JIOの配筋検査を行います。

公式の検査員が現場に来て、設計図通りに施工を行っているか、検査基準を満たしているかの確認を行います。

 

無事検査も通過しました。

次回はいよいよベースコン打設になります。

 

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