現場リポート
重要文化財 願興寺本堂保存修理工事
06
床板及び根太解体へ
床板、根太解体と格納
床板解体は足元が悪い為、足場板を敷きながら解体していきます。
現れた根太は腐朽が酷いものがあり、足固めへの留付も有ったり無かったり。
根太は置いているだけのものがほとんどでした。
床板を解体し終えたら、根太解体へ進みます。
天井クレーンを使用して棚足場上に仮置きします。
腐朽が酷い根太は慎重に玉掛けして吊り上げます。
監理者さんが選別して了承をしていただいてから、格納をします。
限られたスペースしかないため棚足場下にも格納場所を設け格納します。
各部材を解体後、監理者さん立会いのもと選別・実測調査をします。
すぐに解体はできないため文化財の修理は大変時間がかかります。