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現場進捗状況 其の十四 3

2007年9月17日

懸魚(げぎょ)が取付きました。 
懸魚は、火に弱い木造寺院を火災から守るため、水に縁のある魚の形をした飾りを屋根に懸けて火伏のまじないとしたのが始まりと考えられてます。魚の身代わりを屋根に懸けることが「水をかける」という意味にも通じています。これが魚に由来する呼び名の語源です。懸魚の呼び名は、古い年代では「掛魚」と「懸魚」の文字が使われて「けんぎょ」と読まれていたようですが、今日では濁点をつけ短く「げぎょ」と発音しています。
位牌堂で用いた形態は、野菜の蕪(かぶ)の形状と似ているところから付いた蕪懸魚です。鱗目(うろこめ)と呼ばれる縞模様と、胴の部分がずんぐりして渦巻きのある形状が特徴です。