桧皮工事が始まりました

2009年7月30日

素屋根工事が完了すると桧皮葺職人さんが現場にやってきました。施工を担当するのは岐阜市にある田中社寺さんです。

先ずは軒先廻り(軒付と言います)から仕事は始まります。

最初は裏板と呼ばれる板材の取付から。

次に断面がテーパー状になった板材を取り付けます。

ちなみに材種は椹の柾目板です。

この方は田中社寺の青山さん。この現場での職長さんです。

過去には京都御所や最近では滋賀県の多賀大社、愛知県の津島神社などを手掛けてこられたベテラン葺師です。昨年より定期的に打合は行なってきましたが、やっと現場に登場してくれました。

最後は見え掛りの断面に鉋を掛けて完了です。

仕上がると、まるで寄木細工のようにも見えますね。

隅に行くと、この様な曲線になります。

ここまでの工事を板軒付(こけら軒付とも)と言います。今回の本堂では軒付が2段付き、この上の軒付は桧皮で積み上げます。

庭園工事の旧坐禅堂に目を移すと・・・。

屋根より下は解体され、建物自体がジャッキアップされています。