来年に向けて

2009年12月4日

紅葉の秋が過ぎると、永保寺では朧八大接心と言う不眠不休の修行が始まります。

1年で一番厳しい修行期間です。

その様な緊張感に包まれた空気の中、工事の方も粛々と、しかし着実に進行しています。

 

本堂では、遂に檜皮(ひわだ)工事が完了しました。後は鬼瓦と棟が出来れば屋根工事は完成しますが、来年の春まで待たねばなりません。

また、妻面を際立たせる鳳凰(ほうおう)の彫刻も、今や遅しと取付の時期を伺っています。

続いて唐破風(からはふ)では、いよいよ檜皮工事が始まりました。

「これのどこが檜皮工事?」と思われるかもしれませんが、近寄ると

小さな板を斜めに建てて取り付けています。これを蛇腹(じゃばら)と言います。これが終わると檜皮の登場です。

 

坐禅堂に目を向けると、荒壁の下地である竹小舞の真っ最中です。

この竹が次に姿を現すのは、最低でも50年以上先の事となるでしょう。

来年は、再建工事の完成に向けて大きく工事が動きます。また、3月15日に永保寺の宝物一般公開に合わせて現場一般公開も検討しておりますので、興味のあるお方は御一考下さい