(静岡県掛川市)龍登院本堂新築工事

当初は250年の歴史がある本堂の耐震補強工事として発願された計画でしたが、調査の結果、補強工事は不可能と判断。本堂、位牌堂、開山堂を新たに新築する工事となりました。
竣工予定日:平成25年9月末日
延床面積:151.8坪
設計者:㈱菅野企画設計

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2013年5月6日

甍の美 ここ掛川の地でも春が過ぎ茶畑の新芽が鮮やかな季節となりました。 更新が少々遅れ気味ですが引き続き、前回の瓦工事の続きです。 四隅に鬼瓦が付けられると、屋根の頂部である棟に向かって熨斗(のし)瓦 … << 続きを読む >>

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2013年2月8日

瓦葺きはじまる 慌しく年が明け、遠州の空っ風に悪戦苦闘しつつ工事は進んでいます。 本堂の屋根仕舞いが完了するのと同時に屋根瓦葺き工事が始まりました。 現在は社寺建築でも土をほとんど使用しない乾式工法が主流にな … << 続きを読む >>

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2012年12月28日

曲線美を追求する 今年も残り僅かとなりました。 今回は堂宮建築の美しさを左右する屋根まわりを中心に紹介します。 上棟式終了後、軒廻りの作業に取り掛かりました。 今回の工事は、垂木が地垂木と飛燕垂木(ひえんたるき … << 続きを読む >>

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2012年12月8日

鬼瓦刻字 現場では寒風吹きすさぶなか本堂の建方(たてかた)が進んでおりますが、今回は瓦の紹介です。 去る11月15日、瓦工事を担当する藤枝市の渡邊商店さんの工房へ御住職をはじめとする寺院関係の方々と設計 … << 続きを読む >>

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2012年11月16日

縁(えにし)は巡る 上棟式が終了して半月ほど経過しました。 ここで時間軸を巻き戻して上棟式までの工事の模様を紹介します。   土台、柱、差鴨居と現場での組み付けの後、軒桁を取付け梁丸太を掛けます。 先ず … << 続きを読む >>

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2012年10月29日

上棟式 平成24年10月28日。 上棟式が厳粛に挙行されました。 生憎の空模様でしたが多くの方が参列し、場外では合羽を持参して見学される方々も多数見受けられました。 上棟式の始まりは法要から。 大般若 … << 続きを読む >>

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2012年9月30日

建方はじまる 遂に建方が始まりました。 入念に養生された木材を搬入すると、すぐさま土台伏せを行い建方の準備に取り掛かります。 最初に建てる柱は内陣(ないじん)廻りから。 内陣とは御本尊を安置する空間で、御堂 … << 続きを読む >>

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2012年9月12日

建方迫る 現在社寺工場では、加納棟梁を含め10人の工匠たちが建方に向けての刻みを行っています。 大船渡より運ばれた松丸太も仕上げの段階に入りました。 夏休み返上で加納棟梁と田口氏が墨付けを行います。 そ … << 続きを読む >>

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2012年8月23日

よく見聞きしわかり そして忘れず ひぐらしが鳴くころに、現場では基礎工事が完了しました。 所変わって今回は、社寺工場で働く若い大工衆を紹介します。 現在社寺工場では3人の20代の若者が、懸命に木と格闘しています。 ある者は大学 … << 続きを読む >>

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2012年7月30日

雨にも負けず、炎天にも負けず 気がつけば7月も残り僅かとなりました。 今回は現場での基礎工事の様子を報告します。 地盤改良工事が完了すると同時に、5月中旬より工事が開始されました。 今回の基礎工事の特徴は、高強度コンクリー … << 続きを読む >>

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2012年6月22日

刻み、着々と 梅雨空の中、現場では雨にも負けず基礎工事が進行中です。 しかしながら、工事は現場だけでは完結しません。 今回は社寺工場での大工衆の奮闘振りを紹介します。 大船渡より運ばれた松丸太も手が加えられ … << 続きを読む >>

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2012年5月31日

先人の知恵に学ぶ 新緑の息吹を感じる頃、龍登院の周りでは茶摘の風景が日常となりました。 茶畑の鮮やかな新芽が移り変わる様など 普段見慣れぬ風景に新鮮な感動を覚えます。   地鎮式が滞り無く終了すると地 … << 続きを読む >>

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2012年4月26日

起工・地鎮式 平成24年4月26日。 工事着手後の最初の式典となる起工・地鎮式が厳粛に執り行われました。 生憎の空模様となりましたが、御住職と出席された実行委員の方々にとっては待ちに待った日の筈です。 今建 … << 続きを読む >>

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2012年4月25日

解体工事 平成24年4月初旬。 250年の歴史に幕を下ろす日が来ました。 解体工事の始まりです。 檀家様方にとっては、長年親しんだ御堂の解体は寂しいものがあるでしょう。 長い歴史を刻んだ建物の解体は、一 … << 続きを読む >>

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2012年4月24日

解体の前に 平成24年3月。 新緑の息吹を感じる頃。 4月からの解体工事の前に、再利用する部材の活かし取りを行いました。 先人の偉業を称えると共に、檀家様方には今までの御堂に対する思い出を残したいと思う御 … << 続きを読む >>

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2012年4月21日

刻みの裏方 平成24年。 年明けと共に。 御寺の希望を託された木材に手を掛ける時期となりました。 刻み(木材の加工)の準備もかなりの労力を要します。 柱の素性を吟味しつつ、どの位置にどの柱を使用するかを決 … << 続きを読む >>

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2012年4月20日

本格的な工事着工へ 平成24年2月。 いよいよ現場にて工事が始まりました。 先ずは仮設工事からです。 今回の仮設工事で大掛かりとなったのは場内整備です。 樹木の伐採、伐根、枝払いなど2週間を要した規模となりました … << 続きを読む >>

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2012年4月19日

現寸検査 平成24年。 年が明け、凍てつく寒さに震える頃。 木材の乾燥具合を見計らい、刻みの頃合いを探る時期となりました。 木材の刻み前の重要な作業が現寸の作成です。 建物の実物大の大きさで図面を引く作 … << 続きを読む >>

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2012年4月18日

思いもかけない工事着工 平成23年。 夏から秋へ季節が移りゆく頃。 御住職より台風の影響で、境内に少なからず被害が発生したと連絡がありました。 早速営業の中島部長と西田が現地の確認へ赴きました。 被害の状況は、御寺へ … << 続きを読む >>

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2012年4月17日

松梁着たりて手を合わす 平成23年4月。 木材検査の後。 木材検査時にどうしても揃わなかった木材がありました。 天井上を飛び交う 威風堂々とした松の丸太です。 今工事では、最長10mを超える松材を使用します。 調達先 … << 続きを読む >>

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2012年4月15日

木材検査 平成23年4月14日。 御住職と檀家様方を招いた木材検査を弊社社寺工場にて行ないました。 この木材検査が、我々造り手にとって寺院関係者様に対しての最初のアピールの場となります。 又、この木材検 … << 続きを読む >>

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2012年4月14日

堂宮建立の要 平成23年、春を恋しく思う頃。 平成22年より準備をしていた木材の調達が佳境に入りました。 加納棟梁と桑原木材㈱の佐藤氏との打合せは、ほぼ毎日 絶える事なく行われ、その過程の中で 外材を使用す … << 続きを読む >>

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2012年4月13日

イメージを描く 平成23年、雪景色が日常の頃。 現地を訪れ脳裏に刻んだ秋篠寺本堂のイメージを、加納棟梁によって形にする作業が行われました。 1/10の縮尺で、図面を作成する作業です。 CADによる図面作成が当 … << 続きを読む >>

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2012年4月12日

今も昔も変わりなく 現在工事は着工しておりますが、時間軸を1年以上前に引き戻して進めます。  平成22年、秋の気配を感じる頃  今回の御堂は、御住職の要望により奈良県の国宝秋篠寺本堂をモデルに … << 続きを読む >>